foreign_lg 版 (精华区)

发信人: supernerd (clair de lune), 信区: foreign_lg
标  题: 日本の音楽
发信站: 听涛站 (2001年05月22日01:30:47 星期二), 站内信件

日本の音楽を大きく二つに分けるとすれば邦楽(ほうがく)と洋楽(ようがく)になると
思います。
邦楽とは古代に公家(くげ)や殿上人(てんじょうひと)の音楽であった雅楽(ががく)、
中世に武士階級(ぶしかいきゅう)の音楽であった能楽(のうがく)、そして江戸時代、
庶民の音楽であった俗曲(ぞっきょく)などをいいます。こうみてくると、日本の音楽
はずいぶん階級的な色彩(しきさい)が濃いですね。もちろん現在では、この階級的な
区別はなくなりつつあります。
明治になって、洋楽が日本には入ってきました。洋楽輸入時代というわけです。二十
世紀の今、邦楽は洋楽や歌謡曲に勢力を奪われた感じがします。テレビやラジオから
はいつも演歌や和製ポップスが流れ、小学校や中学校でも邦楽を教えることはしませ
ん。
しかし、時代を超えて生き続けてきた雅楽、能楽、俗曲などが、そう簡単に消えてし
まう筈はありません。ふだんはクラシック音楽に耳を傾ける人も、お正月ともなれば
雅楽の調べに、日本の伝統音楽の良さをしみじみと味わったりするのです。
最近では、琴(こと)での音楽を演奏するなど、邦楽に西洋音楽の手法を取り入れたり
、逆に西洋音楽の作曲家たちが日本の伝統音楽に題材を求めたり、邦楽と洋楽の間の
垣根(かきね)が取り払われたようです。二十一世紀の音楽は両方の長所を取り入れた
すばらしいものになっていくでしょう。

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Pas a pas , on va loin.
※ 来源:·听涛站 tingtao.dhs.org·[FROM: 匿名天使的家] 
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