foreign_lg 版 (精华区)

发信人: supernerd (clair de lune), 信区: foreign_lg
标  题: カラオケの誕生
发信站: 听涛站 (2001年05月22日01:37:57 星期二), 站内信件

「カラオケ」とは、「空っぽオーケストラ」という言葉(ことば)の略(りゃく)であり
ます。その名の通り、歌の入っていない曲に合わせ、マイクを握り締めて歌うのであ
ります。今やカラオケは大衆娯楽(たいしゅうごらく)であり、カラオケに行ったこと
のない人は恐らくいないだろう。
カラオケの誕生(たんじょう)
 カラオケの誕生は定かではありませんが、1972年頃のようです。なぜ誕生時期が曖
昧(あいまい)なのか?それは、この頃にカラオケの原型(げんけい)と言われるものが
いくつか同時発生的に起り、そのうちどれが現在のカラオケの祖先(そせん)であるか
という特定(とくてい)はできないからです。ひとつ取り上げると、当時の盛り場に必
ず置いてあったジュークボックスを小型化(こがたか)するという発想(はっそう)から
生まれた、8トラック式のカーステレオにマイクミキシング機能(きのう)を装備(そう
び)したものだったそうです。そもそも日本でカラオケが誕生したのは今からおよそ2
0年前の1972年頃神戸市内のスナックで、プロ歌手(かしゅ)の伴奏(ばんそう)用テープ
を使ったのが始まりと言われています。
なぜカラオケは日本に受け入れられたか?
 その理由(りゆう)は、まずカラオケを受け止める基盤(きばん)にあった。日本にお
けるカラオケの第一号は、1972年、神戸に登場(とうじょう)しました。それは素人(し
ろうと)でも歌えるようなキー?テンポのカラオケテープであります。なぜ神戸で生ま
れたかと言えば、神戸ではプロが伴奏して客が歌う「弾き語り」が発達(はったつ)し
ていたからと考えられます。また、神戸以外のところでも60年代末から70年代初頭(し
ょとう)にかけて、マイクミキシングのついたジュークボックスなどのスピーカーから
流れる音が酒場(さかば)を満(み)たしていた。
 次の理由としては、日本人の伝統的(でんとうてき)な感性(かんせい)にあると考え
られます。明治時代以来(めいじじだいいらい)、西洋的(せいようてき)な音楽教育(お
んがくきょういく)に抑圧(よくあつ)されていた日本人の音楽的な衝動(しょうどう)が
カラオケをここまで広めたのである。日本人は抑圧によるストレスを、西洋音楽の排
除(はいじょ)ではなく、日本的な音楽を「歌う」という非破壊(ひはかい)的、生産的
活動によって発散(はっさん)させ、かつ自らの音楽を再認識(さいにんしき)した。こ
の、抑圧の対象(たいしょう)―西洋的音楽教育には友好(ゆうこう)的で、代替物(だい
たいぶつ)―カラオケを要する点で非常に日本的である。
カラオケの普及
 時代の流れによって必然(ひつぜん)的に誕生したカラオケは、スナックなどの夜の
市場(しじょう)を中心に瞬(またた)く間(ま)に普及(ふきゅう)しました。1973年には
、第一興商(だいいちこうしょう)などの大手カラオケメーカーが設立(せつりつ)され
、1976年にはカラオケテープが初めて発売され、1976年~1977年は第1次カラオケブ
ームとなりました。
カラオケお茶の間に進出(しんしゅつ)
 業務用(ぎょうむよう)のカラオケが普及すると、「自宅(じたく)でもカラオケ」と
いう欲求(よっきゅう)が高まっていきました。そこで、1978年には松下電器(まつした
でんき)がホームカラオケを発売(はんばい)し、爆発(ばくはつ)的なヒット商品になり
、これ以降、各電気メーカーが次々と参入(さんにゅう)しました。また同じ年に映像
(えいぞう)付きのカラオケが、初めて世の中に登場しました。ここまでカラオケが普
及すると良い事ばかりとも限らず、カラオケの出す騒音(そうおん)が社会問題(しゃか
いもんだい)となり、1979年には大阪(おおさか)の八尾市(やおし)で、カラオケ防止騒
音条例(ぼうしそうおんじょうれい)が施行(しこう)されました。  
コミュニケーションの手段(しゅだん)?
 カラオケは工業化(こうぎょうか)社会における人間(にんげん)疎外(そがい)解消運
動(かいしょううんどう)、つまり「うたごえ運動」に連なり、さすればその源は十九
世紀ヨーロッパ起源(きげん)のプロレタリア合唱(がっしょう)運動に仰ぐことになる
。しかしこれは「教養主義者」(きょうようしゅぎしゃ)による歴史の改ざんである。
確かに表面(ひょうめん)的には、ボックスでも「みんなで歌って楽しもう!」という
志向(しこう)において、カラオケは広義(こうぎ)には人格間(じんかくかん)コミュニ
ケーション回復(かいふく)の手段であり、その装置(そうち)である。しかし、ただ人
が集まり、ともに歌うということが問題なのではない。マシンを媒介(ばいかい)とし
て、あるいはマイクロホンという非人格的なフィルターを不可欠(ふかけつ)のものと
して歌われるという点に、現代日本社会のコミュニケーションのありようが集約(しゅ
うやく)されているのである。
◆ 注解◆
オーケストラ―管弦乐乐队。
曖昧(あいまい)―模糊不清,含糊不清。
ジュークボックス―自动留声机(JUKEBOX)。
8トラック式―8声道式。
カーステレオ―车载立体声音响。
マイクミキシング機能(きのう)―与麦克风相混成的功能。
キー?テンポ―音调节奏。
スナック―日式酒吧。
ストレス―压力,紧张状态。
瞬(またた)く間(ま)に―眨眼之间,一瞬间。
第一興商(だいいちこうしょう)―日本著名的卡拉OK制作公司。
カラオケメーカー―卡拉OK制作公司。
カラオケブーム―卡拉OK热潮。
ホームカラオケ―家庭卡拉OK。
人間疎外―疏远,不理睬。由于生产高度机械化而无视人的作用。
プロレタリア合唱(がっしょう)運動―无产阶级合唱运动。
コミュニケーション―沟通,交流。
媒介(ばいかい)―媒介,传媒。
マイクロホン―麦克风,话筒。
フィルター―过滤。
--
Pas a pas , on va loin.
※ 来源:·听涛站 tingtao.dhs.org·[FROM: 匿名天使的家] 
[百宝箱] [返回首页] [上级目录] [根目录] [返回顶部] [刷新] [返回]
Powered by KBS BBS 2.0 (http://dev.kcn.cn)
页面执行时间:0.993毫秒