foreign_lg 版 (精华区)

发信人: gutentag ( Bonjour && deeply in LOVE on the web ), 信区: foreign_lg
标  题: 《天声人語》 08月07日
发信站: 听涛站 (2001年08月07日19:38:26 星期二), 站内信件

c发信人: hone (骤雨), 信区: Japanese
标  题: ■《天声人語》 08月07日
发信站: 饮水思源站 (Tue Aug  7 14:48:53 2001), 转信

■《天声人語》 08月07日
 シベリア鉄道に乗ったことがある。ほんの短い距離で車中1泊だった。ベッドが二
つあるだけの殺風景な部屋だ。寝られるかどうか心配したが、その点は問題なかった
。列車の音と振動は規則的で、むしろ眠りを誘われるほどだった。
 楽しみは停車駅でのゆったりした待ち時間だ。ホームに降りるとバザーのように屋
台が並んでいる。おばさんたちから熱々のギョーザのようなものを買い、その場でほ
おばる。美味だった。
 金正日総書記には、この楽しみはなかっただろう。平壌からモスクワへの9日間を
かけたシベリア鉄道の旅は、厳戒下での旅だったらしい。何のための鉄道旅行か。諸
説ある。飛行機嫌い、父金日成氏の足跡をたどった、国内の政治的安定を誇示するた
め等々。
 韓国の新聞にはこんな説も出ていた。「飛行機は事故とミサイルによる撃墜の可能
性が高い」と身辺の安全を勘案した(朝鮮日報)。専門家の説として「国家元首専用
機がないから」との指摘を掲載したのは中央日報だ。古いロシア製の飛行機しかない
から、という。
 プーチン大統領との会談の主要議題のひとつはミサイル問題だった。ミサイルつま
り最先端技術による運搬手段、についてである。そんなハイテク兵器はやめましょう
、とあえて旧式運搬手段でモスクワ入りした。そうだったらいいのにと思ったが、も
ちろん夢想にすぎない。
 もっとも、あの専用列車は爆弾テロにも耐えられるような特殊設計で、内部は最新
設備をそろえた豪華列車だといわれる。推測と想像を呼ぶシベリア紀行がまだ続く。


--

                春が来た、春が来た、どこに来た。                               
                山に来た、郷に来た、野にも来た。


※ 来源:·听涛站 tingtao.dhs.org·[FROM: 匿名天使的家] 
[百宝箱] [返回首页] [上级目录] [根目录] [返回顶部] [刷新] [返回]
Powered by KBS BBS 2.0 (http://dev.kcn.cn)
页面执行时间:0.886毫秒