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标  题: ■《天声人語》 08月06日
发信站: 听涛站 (2001年08月07日21:14:12 星期二), 站内信件

【Bonjour && deeply in LOVE on the web】 
■《天声人語》 08月06日
 火と木の物語である。広島の被爆を伝承する火と木だ。まず火の物語から始めよう

 福岡県の星野村に原爆の火が燃え続けている。この村出身の山本達雄さんが、被爆
後の広島から持ち帰った火だ。原爆投下の翌月、爆心地近くの全壊した叔父の書店の
地下で残り火がくすぶっているのを見つけた。山本さんはその火をカイロに移して星
野村に持ち帰った。
 火は仏壇のほか火鉢やいろりにも移し、家族で守り続けたという。そのことが世に
知られるようになった68年、星野村に管理を移し、火は村の平和の塔に移された。
その後、あちこちに分火もされて、各地でともし続けられている。「原爆の火」から
「平和の火」へ、そして「ヒロシマの火」として世界にも知られる。
 次は被爆樹から音楽が生まれた話だ。爆心地から北約1キロの陸軍病院の庭にあっ
たエノキが、黒こげになりながらも被爆を生き延びた。84年の台風で倒れたが、広
島の高校生たちが保管してきた。そのエノキから笛をつくろうという話が持ち上がり
、コカリナ奏者の黒坂黒太郎さんらが昨年、木笛の一種コカリナに仕立てた。
 広島で3日に催された国際平和シンポジウム「核廃絶の流れを確かなものに」の冒
頭で黒坂さんがその演奏をした。エノキは笛にはなりにくいというが、被爆をくぐり
抜けた笛は、素朴で澄んだ響きを聴かせてくれた。
 シンポジウムでは、ヒロシマの火の新しい計画も明らかにされた。北米先住民の平
和活動家が来年1月からヒロシマの火を携え、核廃絶を訴えて全米を旅するという。


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                春が来た、春が来た、どこに来た。                               
                山に来た、郷に来た、野にも来た。


※ 来源:·听涛站 tingtao.dhs.org·[FROM: 匿名天使的家] 
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